台湾鉄道(台鉄)の台北駅商業施設運営権の入札において、新光三越が微風、JR東日本、統一などのライバルを退け、運営権を獲得したとの情報が浮上している。台鉄側は現在手続き中であり、公式なコメントは控えているが、業界関係者は、これが小売業界にとって衝撃であると同時に、新光三越が台北西エリアの版図を再編し、栄光を取り戻すための極めて重要な一手になると分析している。

台北駅は台鉄、高鉄、地下鉄、空港捷運など「5鉄」が共鳴する首都の交通ハブであり、1日60万人以上の流動人口がある。中華民国ショッピングセンター商業不動産協会の蔡明璋理事長は、ここが非常に高い収益性を持つ「国門」としての象徴的な価値を持つと指摘した。かつて微風が台北駅を「食のトレンドセンター」として再生させたように、新光三越も既存の駅前店や中山エリアの南西店とのシナジーを生み出し、台北駅周辺の回遊性を高めることが期待されている。

近年、新光三越は大型店だけでなく、中小型かつ精緻な店舗展開も進めており、今回もその戦略の一環と見られる。業界関係者は、ブランド招致能力に長けた同社が、公共空間と商業施設を融合させた新たな空間を創出できるかが、今後の大きな課題になると見ている。現在の台北駅周辺の商機や再開発の勢いを踏まえると、長期的な投資回収の観点からも極めて魅力的なプロジェクトと言える。

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  • 出典:中央社 CNA
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