【ソウル中央社】中東情勢の悪化による原油供給への懸念が高まる中、韓国大統領秘書室の姜勳植(カン・フンシク)室長は24日、5月分の原油として7462万バレルを確保したと発表した。これは昨年の月平均輸入量の約87%に相当し、代替調達の取り組みが一定の成果を上げていることを示している。

中東戦争勃発直後の4月には、原油供給が過去平均の57%まで落ち込む局面もあったが、今回の確保分により供給不安は一定程度緩和された。姜室長は、米国やアフリカからの追加調達により、中東産原油への依存度を従来の69%から56%へ、13ポイント引き下げたと報告した。また、輸入元の多角化に加え、ホルムズ海峡を経由しない新たな航路の開拓も進めており、官民連携による迅速な対応の賜物であると強調した。

他の資源供給については、石油化学製品の原料となるナフサに関しても特使派遣などを通じて210万トンの確保に成功し、供給警戒レベルを引き下げられる見通しであるとした。一方で、供給が逼迫しているアスファルトについては、公共工事のスケジュール調整や官民協議体を通じた緊急供給を優先させる方針を示した。

姜室長は、中東情勢の不確実性が続く中においても韓国経済は堅調であると強調した。実際、今年第1四半期の経済成長率は5年半ぶりの高水準となる1.7%を記録しており、半導体産業の輸出回復と政府の迅速な対応が成長の維持に貢献しているとの認識を示した。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:聯合ニュース
  • 製品・サービス:ナフサ / アスファルト