【中央社】カナダと中国の関係が複雑化する中、台湾、ウイグル、チベット、香港のコミュニティは、カナダ国会議事堂のサー・ジョン・A・マクドナルド・ビルにて、中国による「国境を越えた弾圧」に対抗するための大規模なシンポジウムを開催しました。この歴史的な会合には、カナダをはじめ米国、オーストラリア、欧州各国から100名を超える官僚、学者、専門家が集結しました。
カナダ上院野党院内総務のレオ・ハウサコス議員は開会の挨拶で、ウイグル人権活動家ルシャン・アッバス氏が受けた中国共産党による迫害の証言に触れ、このような悲劇が世界中で繰り返されていると警鐘を鳴らしました。ウイグル人権プロジェクトのメメット・トフティ事務局長は、国際会議で発言するたびに中国の親族を人質にした脅迫を受けている現状を告白しました。また、チベット亡命政府の代表や香港監視団の責任者からも、文化浄化や民主主義の浸食に対する強い批判の声が上がりました。
カナダの保守党、自由党、ケベック連合など、各政党の主要議員らも登壇し、中国との経済関係再構築に際して、中国の統戦工作や脅迫手法を軽視すればカナダの安全保障と民主主義に深刻なダメージを与えることになると警告しました。ハウサコス議員は「中国と半世紀以上付き合ってきたが、得たものはダンピングと経済的脅迫だけだ」と述べ、中国と真のパートナーになることは不可能であると強調しました。
また、中国のCPTPP加盟申請について、自由党のジュディ・スグロ議員は「中国は加盟条件を満たしていない」と否定的な見解を示し、経済的・法的に基準を満たしている台湾の加盟を支持する意向を示しました。台湾の曾厚仁・駐カナダ代表は、中国の世論工作や意思決定への浸透に抵抗する最前線にいる台湾の経験を国際社会と共有し、民主的価値と自由で開かれた国際秩序を共同で守り抜く重要性を訴えました。
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- 出典:中央社 CNA
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