【中央社】台湾民衆党の元主席である柯文哲氏が、夜間に新光病院へ赴き病状説明を要求したとされる件について、衛生福利部の石崇良部長は25日、これが「非常に不適切な示範(模範とならない行為)」であると述べました。石氏は医療従事者の過酷な労働環境を考慮し、SNSで内部告発を行った看護師への「魔女狩り」を止め、病院側には当該職員を追及しないよう指示したと明らかにしました。
メディアの報道によると、SNSプラットフォーム「Threads」において、あるユーザーが「元市長の従業員の家族が入院しており、元市長を呼んで医療スタッフを叱責させた」と暴露し、柯文哲氏らしき人物の背中を捉えた写真を投稿しました。なお、当該投稿は既に削除されています。
柯氏は同日午前、民衆党中央党部の職員の母親が手術を受けることになり、見舞いに行くよう頼まれたと説明。昼間の予定が過密だったため、夜遅い時間の訪問になったと釈明しました。
石部長は「2026台湾外科医学会年会」の開幕式に出席した際、メディアの取材に対し、「これは非常に悪い示範だ」と強く批判しました。石氏は、病院には夜間の面会制限があり、夜間は患者の休息と最小限の医療人員で運営されていると指摘し、緊急時以外は医療活動を妨げるような夜間の面会は避けるべきだと強調しました。「医療従事者としての立場から言えば、このような振る舞いは許されるものではない」と述べています。
また、SNSに写真を投稿した看護師について、石氏は「大きなプレッシャーにさらされていると聞いている。第一線の看護師は非常に過酷な状況で働いており、今のこの状況で魔女狩りを行うようなことは避けてほしい」と呼びかけました。さらに、病院側に対しては、看護師が一生懸命に患者のケアをしていることを尊重し、今回の件で何らかの追及をしないよう特別に指示したといいます。
医療法違反の可能性については、管轄する地方衛生局長と協議済みであり、調査結果を尊重するとしつつも、報道されているような行動は「不適切である」との見解を示しました。
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- 出典:中央社 CNA
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