頼清徳総統は25日、「2026年台湾外科医学会年次総会および外科連合学術国際シンポジウム」の開会式に出席した。医師出身である頼総統は、自身の掲げる「健康台湾」推進に向け、健保総額が初めて1兆台湾ドルを超えたことを報告した。総統は「金が全てではないが、金がなければ何もできない」と述べ、健保の総額成長率を過去2年間高く設定し、本来の健保枠から外すべき項目を除外することで捻出した資金を、医療現場の改善に充てると強調した。

具体的には、医療機関がスタッフの賃金引き上げや労働条件の改善、設備投資や人材育成を行えるよう支援する。また、厚生労働省(衛福部)を通じて外科などの困難な手術や、内科・産婦人科・小児科といった重要科目の報酬を引き上げ、「同一労働・同一賃金」の実現を目指す。人材確保については、看護師の採用数が新型コロナウイルス流行前の水準まで回復したことを評価し、医師や検査技師など全ての医療スタッフが自身の仕事に誇りを持てる環境作りを目指すと語った。

さらに、全国の医療機関における医療情報の標準化を進め、将来的なAI導入や診断支援システムの構築を図る方針も示した。また、医療事故防止や紛争処理法を基盤として、医師が安心して医療に従事できる環境を構築し、国民全体の健康福祉を向上させたいと締めくくった。

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  • 出典:中央社 CNA
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