中央メッセージ

(中央社記者 盧太城 台東県25日電)台東の謝という男性が詐欺グループに狙われ、定期預金6万米ドルを解約して対面で詐欺グループに渡そうとしたが、幸いにも銀行員と警察に阻止された。警察によると、詐欺グループは摘発を逃れるために「デジタル上の痕跡なし」の手法を採用しているという。

台東県警察局台東分局中興派出所の鄭勝陽所長は今日、中央社の記者に対し、派出所の陳昱如、曾韋皓、黄毓傑ら警察官が先日パトロール勤務中に、富邦生命台東支店から、詐欺に遭っている疑いのある市民がいるとして、現場での支援を要請する通報を受けたと語った。

陳昱如らが直ちに現場に駆けつけて事情を聞いたところ、謝という市民が外貨定期預金を解約しようとしていたが、銀行員が取引状況が異常であることに気づき、詐欺に遭っているのではないかと懸念し、自主的に通報したという。

鄭勝陽によると、調べの結果、謝さんはベトナムでの生活資金として6万米ドル(約192万台湾元)の外貨定期預金を解約しようとしており、関連情報は普段出入りしている民俗館の友人から紹介されたと話していた。しかし銀行員は、謝さんがその友人の連絡先や具体的な身元情報を提供できず、また全米ドルをベトナムドンに両替する計画であることなど、全体的な取引パターンが明らかに異常であることから、詐欺に遭っている可能性があると疑った。

鄭勝陽によると、警察がさらに謝さんに友人との連絡記録を提出して確認するよう求めたところ、謝さんは対面での会話のみで提出できないと答えた。説明を受けて、謝さんはようやく自分が詐欺に遭っていたことに気づき、定期預金の解約を中止した。

鄭勝陽は、このような「デジタル上の痕跡なし」の特徴は、詐欺グループが摘発を逃れるための手段であると述べた。(編集:李淑華)1150425

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース