米イラン情勢に関する重要ニュース。

(中央社)トランプ米大統領は25日、パキスタンへ派遣予定だった特使団によるイラン側との会談を中止すると発表した。トランプ氏は、イラン側が対話を望むのであればいつでも電話で連絡すればよいとし、会談中止からわずか10分後に、当初の提案よりはるかに条件の良い新文書を受け取ったことを明らかにした。

ホワイトハウスの昨日の発表によると、トランプ氏の特使であるスティーブ・ウィトコフ氏と娘婿のジャレッド・クシュナー氏が、25日にパキスタンの首都イスラマバードでイラン側と「直接対話」を行い、合意に向けた進展を図る予定だった。

しかし、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、イスラマバードへの代表団派遣を取りやめたと投稿した。同氏は「移動に時間をかけすぎであり、仕事が多すぎる。さらに彼らの指導部は内紛が激しく、極めて混乱している。誰が主導権を握っているのか、本人たちさえ理解していない」と指摘した。

その後、トランプ氏はフロリダ州でワシントンへ戻る直前、メディアの取材に対し、対話が必要な相手とは会う姿勢を示しつつも「16〜17時間もかけて移動し、現地で2日間も待つ理由はない。我々はそうするつもりはない。彼ら(イラン)が話をしたければ電話をかけてくればいい。決定権は我々が握っている」と強気な姿勢を見せた。

昨日からの変化について問われると、トランプ氏は「状況に変わりはない。ただ、イランからの提案がより改善されるべきだと思っていた。中止を発表した10分後、当初の案よりはるかに良い文書を受け取った」と語った。また、合意の内容は複雑ではなく、「イランが核兵器を保有しない、ただそれだけだ」と強調した。

各社の報道によると、トランプ氏による会談中止発表の直前、イランのアラグチ外相がイスラマバードでの外交日程を終えたばかりだった。アラグチ氏はX(旧Twitter)に、パキスタン訪問は「実り多く」、「戦争を終結させるための実行可能な枠組み」を提案したと投稿する一方、「米国に外交への真剣な意欲があるのか」と疑問を呈していた。イラン国営テレビは、アラグチ氏と米側の会談は予定されておらず、パキスタン側が仲介としてイランの提案を「伝達」する役割を果たす形だったと伝えている。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
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