【中央社】創価美術館は本日、個展「印記/迴盪/詩篇-荘普個展」の開幕式を執り行いました。会期は7月10日までで、大型インスタレーションを含む計89作品が展示されます。アーティストの荘普氏は挨拶の中で、ユーモアを交えつつ「展覧会は楽しく見ることが一番」と語りました。
台湾創価学会の林釗理事長は、本展が今年同美術館の最初の企画展であり、近年の展示としては最大規模であると述べました。また、荘氏は115名の創価の仲間たちと共に、インスタレーション作品「我就是歷史中永遠的名字(私は歴史の中の永遠の名前)」を共同制作しました。
近年、海外の作家ばかりが注目され、台湾のアーティストが軽視されているという議論がある中、荘氏は「創価美術館は長年にわたり台湾の芸術を深く掘り下げ、地元アーティストを大切にしてくれている」と感謝を述べました。
会場には100名を超える来場者が訪れました。特に、台湾で伝統的に使われる「魯班尺(ルーバンチー)」をモチーフにしたインスタレーション「尺護」は、来場者の関心を集めています。荘氏は、「誰もが心の中に『定規』を持っている。アーティストは自身の美学に固執するが、その基準は本当に科学的で合理的なのか」という問いを投げかけ、魯班尺特有の縁起を担ぐ文化が西欧にはない台湾独自の面白い視点であると語りました。
同館によると、本展は「文化のルーツを探る・台湾美術100年史の構築」プロジェクトの一環として、過去に台湾各地を巡回した企画を高雄で改めて構成したものだといいます。「序・延続」「近・無尽」「靚・意境」の3つのシリーズで構成され、荘氏の炭素スケッチから平面作品、インスタレーションまで幅広く紹介されています。
国家文芸賞を受賞した経歴を持つ荘普氏は、スペインでの留学生活を経て80年代に帰国。SOCA現代アートスタジオや伊通公園などの創設に関わり、台湾現代アートの発展に大きく貢献してきました。
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- 出典:中央社 CNA
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