中央通信社(中央社記者王鴻國、新北27日電)新北市で警察官が本日午前11時頃、巡回中に不審な男を職務質問しようとしたところ、男は塀を乗り越えて新北市議会の敷地内に侵入し逃走した。警察は追跡して男を逮捕し、ベトナム籍の不法滞在者であることを確認したが、議会の警備体制に外部から懸念が示されている。 事情聴取によると、新北市政府警察局海山分局文聖派出所の警察官が文化路二段の市議会近くの路地で不審な男を発見し、職務質問しようとしたところ、男は検査を拒否して逃走した。 監視カメラの映像を確認したところ、男は塀を乗り越えて市議会に侵入し、途中で何の妨害も受けずに車道から地下駐車場へ走り込み、さらに駐車場から議会敷地内に入った。その後、フェンス脇の木に登り、隣接する芸術文化センターの駐車場方面へ逃走した。 警察によると、追跡中に負傷者や物的損害はなかった。監視カメラの映像を広範囲に確認した結果、午後3時頃に荘敬路でこの男を逮捕した。身元確認の結果、ベトナム籍の不法滞在者であることが判明し、今後、法に基づき移民署新北市専勤隊に送致される。 市議会は、現在定例会期中であり、議場内には議会警備員の他に警察官も秩序維持のために派遣されていると述べた。そのため、男の逃走経路は議場内には及んでいなかった。 民進党の山田摩衣議員は、この件が議会の安全維持における問題を浮き彫りにしたと指摘した。彼女は、この男が駐車場から議会のエレベーターに乗って上がってくれば、各審査委員会の会議室や議員の執務室に到達できたと述べ、警察局は状況を十分に把握し、問題を解決して初めて全員の安全を保障できると語った。(編集:林恕暉)1150427

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  • 出典:中央社 CNA
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