台湾の金融監督管理委員会(金管会)が28日に発表したデータによると、今年1月から2月までの外貨建て保険の新規契約保険料収入は、台湾ドル換算で約1,037億5,400万台湾ドルに上り、2023年以降、過去4年間の同期として最高記録を更新した。内訳は、投資型保険が約157億7,800万台湾ドル、伝統型保険が約879億7,600万台湾ドルとなっている。
金管会保険局の蔡火炎副局長は、今年度から保険業界で導入された新制度が外貨建て保険の販売を牽引していると分析した。また、全体の新規契約に占める外貨建て保険の割合は42.56%に達し、2025年以降の同期で最高となった。
米ドル建て保険については、1~2月の新規契約保険料収入が約32億6,700万米ドルとなり、前年同期比で62%増加した。このうち投資型保険は約4億8,300万米ドル(前年同期比78%増)だった。蔡氏は、銀行チャネルとの連携強化や新商品の投入が功を奏したものの、2月は春節による営業日数の減少が影響し、1月比では販売額が減少したと説明した。
一方、米ドル建ての伝統型保険は、1~2月の新規契約保険料収入が約27億8,400万米ドル(前年同期比60%増)となった。これは、利率変動型保険や配当型保険の新商品投入が需要を喚起したためと見られる。
金管会は、外貨建て保険は保険料の払い込みや保険金の受け取りなどがすべて外貨で行われる点に注意を促している。受益者が将来保険金を受け取る際、為替相場の変動により、台湾ドルに両替した際に為替差損が発生するリスクがある。消費者は購入に際し、自身の保障ニーズと為替リスクの許容度を慎重に判断するよう呼びかけている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:調査
- 製品・サービス:外貨建て保険 / 米ドル投資型保険