【中央社】孫翠鳳がクロスオーバー出演する古装ミュージカル「情人哏裡出西施」が、基隆市で上演される。呉王を演じる孫翠鳳は、自身の「台湾なまりの標準語(台湾国語)」という特徴を活かすため、劇団が呉国の役者には台湾語を、越国の役者には標準語を話させるという演出上の工夫を凝らしたと語った。
「情人哏裡出西施」は5月16日午後2時30分から基隆市表演芸術センターで上演される。物語は、復讐を誓う越王勾践が美女の西施を呉王夫差に献上する筋書きだが、道中で范蠡と西施の間に子供が生まれるという設定が加えられ、呉宮に入ったのは果たして西施本人なのかという謎が描かれる。
基隆市役所で行われた記者会見には、孫翠鳳、卓文萱、陳昭婷、林俊逸らが出席した。呉王役の孫翠鳳は、「劇名を聞いた当初は西施を演じるのかと思ったが、年齢的に西施の母親役だろう」と冗談を飛ばした。彼女は自身のなまりを考慮し、演出家が呉国を台湾語、越国を標準語とする設定にしたと明かした。
娘の陳昭婷は東施役を演じる。母親である孫翠鳳との共演について、陳昭婷は「母との恋愛劇になるとは思わなかった」と笑った。西施役の卓文萱は、孫翠鳳の舞台に対するエネルギーに敬服していると語り、范蠡役の林俊逸は「人生の目標であった孫翠鳳との共演が叶った」と喜びを表現した。
本公演では基隆市民向けの割引や団体割引が用意されている。邱佩琳・基隆市副市長によれば、高額チケットはすでに完売しており、最低400台湾元から観劇できるため、多くの市民に足を運んでほしいと呼びかけている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:イベント
- 製品・サービス:チケット販売