【中央社】台湾の選手が世界コーヒー選手権(WCC)に出場する際、これまでは「TAIWAN」名義で参加してきましたが、WCC側より今後「CHINESE TAIPEI」へ変更するよう通達がありました。台湾コーヒー協会は、選手の国際大会への出場権を確保することが最優先であり、これは不可避な条件であると表明しました。

WCCは7つの部門で構成されており、台湾はバリスタ選手権、焙煎選手権、ブリューワーズカップ、ラテアート選手権、カップテイスターズ選手権、コーヒーイングッドスピリッツ選手権の計6部門に主に参入しています。毎年、国内予選で優勝した選手が世界大会へと送り出されており、先日行われたラテアート選手権では、台湾代表の林紹興選手が世界チャンピオンに輝きました。

台湾コーヒー協会は本日声明を発表し、2007年以来「TAIWAN」名義での出場に向けて尽力してきたものの、今後のWCC各部門への参加には「CHINESE TAIPEI」の使用が不可欠な条件であり、これは協会が自主的に決定したものではないと説明しました。

協会は、今後も既存の国際制度の枠組みの中で、専門性を軸に国際協力を強化し、台湾のコーヒー産業の露出度や実質的な影響力を高め、国際規範に適合しつつ台湾のコーヒー産業に最大の発展の場を築いていくと重ねて強調しました。

また、呼称の変更については、選手の出場権保護、国際大会制度との整合性維持、そして専門的な交流と産業発展の促進という3つの原則に基づいていると説明しています。協会は、台湾のコーヒー業界と人材を世界とつなげるため、今後は国際組織の慣例(1981年のローザンヌ合意)に従い、中立的な呼称を使用することで、選手が支障なく競技に集中できる環境を確保するとしました。

協会によると、台湾が国際的な専門競技に参加する際は、スポーツ組織の運用モデルにならい、機能的かつ中立的な「Chinese Taipei」を用いることが一般的です。これにより、専門外の要因による妨害を減らし、選手が競技に専念できるようにする狙いがあります。

協会は、近年台湾の選手が世界大会で目覚ましい成果を上げていることに触れ、今後もリソースを提供し、選手が国際舞台で輝けるよう支援を継続していく方針です。

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  • 出典:中央社 CNA
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