銅箔基板(CCL)大手の台光電(EMC)は、今年第1四半期の1株当たり利益(EPS)が14.9元に達し、過去最高を更新したと発表しました。5四半期連続で1資本金分(10元)を超える利益を上げています。同社は、技術力、生産規模、原材料確保、グローバル販売チャネル、資金力の5つの競争優位性を武器に、今年も「全産全銷(フル稼働・完売)」を継続し、さらなる業績更新を目指すとしています。

第1四半期はAI向けハイエンド材料の旺盛な需要を受け、生産ラインがフル稼働となりました。売上高は前四半期比32.8%増、前年同期比52.5%増の330.6億台湾元に達し、四半期ベースで過去最高を記録。純利益も53.4億台湾元(前四半期比42.8%増、前年比54%増)と過去最高を更新しました。今後の展望について、AIサーバー、汎用サーバー、スイッチ、低軌道衛星、メモリモジュールなどの需要が堅調に推移しており、全製品ラインで見通しは明るいとしています。

同社は5つの強みを強調しています。第一に技術力で、AIサーバーや800Gスイッチの主要サプライヤーとしてM8・M9グレードの材料で他社をリードしています。第二に生産規模で、2025年の拡張に加え、2027年末までに総生産能力を945万枚に引き上げる計画です。第三に原材料の確保、第四にアジア系CCLメーカーとして唯一米国に生産・販売拠点を持つグローバルチャネル、第五に積極的な拡張を支える潤沢な資金力を挙げています。これらの優位性により、同社はさらなる成長を確信しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:AIサーバー