【中央社】花蓮県の馬太鞍渓が氾濫した影響により、光復および鳳榮地域の農地が冠水しました。洪水が引いた後、田畑には大量の土砂が堆積し、農地の養分流出やアルカリ化、灌漑施設の損壊が発生するなど、作物の生産が困難な状況が続いていました。
農業部花蓮区農業改良場は、被災した農地の生産環境を立て直すため、「農業生産環境再建プロジェクト説明会」を3回にわたり開催しました。同場は、光復地区で実施した復耕デモンストレーションにおいて、野菜やアワ、蕎麦、大根などの栽培に成功した経験を活かし、今回のプロジェクトを推進します。
本プロジェクトでは、淤泥(堆積物)の深さに応じて支援内容を調整します。堆積物が20cm未満の「軽度被災地域」は6月から10月、20cmから50cmの「中度被災地域」は9月から翌年8月にかけて、無料の深耕や土壌改良資材の散布、緑肥の播種などを行い、農地の地力を回復させます。対象となる農家は6月30日までに、各受付地点へ同意書を提出する必要があります。
農業改良場は、農地内の私物を事前に片付けることで、大型機械の円滑な導入を促し、作業効率を高めるよう農家に呼びかけています。また、洪水後の農地は物理構造が悪化し、泥濘化しているため作業が困難であると指摘しつつ、農家と協力して被災地の生産力向上を目指すとしています。詳細な問い合わせは、花蓮区農業改良場土壌肥料研究室(03-8521108 内線3700)まで。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:イベント
- 製品・サービス:農業復興プロジェクト