【中央社】高雄市の警察官であった涂(と)容疑者が、職務中に受理した女性通報者6人に対し、捜査や負傷箇所の確認という名目で不当に身体のプライベート写真を撮影し、さらにAI技術を用いて合成裸体画像を作成していたことが明らかになった。高雄地方検察署は、個人情報保護法違反などの罪で同容疑者を起訴し、懲役3年6ヶ月の重刑を科すよう裁判所に求めた。

起訴状によると、当時高雄市警察局三民第一分局に勤務していた涂容疑者は、2023年7月から2024年3月までの間、交通事故やコンピューター犯罪の相談などで訪れた女性に対し、職権を悪用して犯行に及んだ。容疑者は「証拠確認」や「怪我の確認」を口実に、女性に両手を挙げさせたり、自宅まで訪問して上着を脱ぐよう強要したりしたほか、警察署内のトイレを利用する女性を盗撮するなどの卑劣な手口を繰り返した。

さらに、入手した被害者6人の写真を基に、2024年9月16日、AIアプリケーションを利用して自身の閲覧用に裸体画像を合成していた。高雄地検による捜査で、容疑者の携帯電話や電子機器が押収され、犯行が発覚した。警察当局は既に同容疑者に対し大過(懲戒処分)を科し、配置転換を行ったほか、監督責任についても厳重に追及している。

検察側は「警察官という立場にありながら、私欲のために職権を乱用し、女性のプライバシーを侵害したことは極めて悪質であり、警察機関の信用を著しく損なうものだ」と非難。個人情報保護法に基づく加重処罰を適用し、懲役3年6ヶ月および罰金30万台湾ドルの判決を求めている。

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  • 出典:中央社 CNA
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