【中央社】高雄市文化局は1年半にわたるフィールドワークと史料整理を経て、新刊『神奇照相館—高雄人情商店.老照相館時代故事』を出版し、本日記者会見を行いました。この書籍は、15名の作家、写真家、イラストレーターが協力し、高雄市内にある30軒の老舗写真館が持つ時代の物語を記録したものです。

高雄市文化局の王文翠局長は会見で、かつて史博館で勤務していた際に収集した数々の貴重な古い写真に触れ、「証明写真から結婚式のスナップ、祖父母の白黒写真、遺影、留学や兵役前の記念写真など、人生のあらゆる節目が老舗写真館には刻まれている」と語りました。本書は「高雄人情商店」シリーズの第3弾として、写真館の店主たちが積み重ねてきた地域の人情味あふれるエピソードを紐解いています。

文化局によると、本書は「山線」「海線」「縦貫線」の3つのエリアに分けられ、六亀や旗山の山間部から、塩埕、鼓山、楠梓、左營、橋頭といった市街地まで、代表的な写真館30軒が紹介されています。誌面では、伝統的な暗室作業や手作業による修整から、現代のデジタル化への変遷も紹介されており、地域の産業と文化の歴史が浮かび上がります。

掲載されているのは、六亀の「麗美照相館」「永和相館」、旗山の「奇奇彩色沖印社」「日光照相館」「芸林照相館」、彌陀の「真善美芸苑」、塩埕の「国峰照相館」、鼓山の「影芸照相館」、楠梓の「吉相撮影照館」、左營の「望家撮影社」、橋頭の「吉祥照相館」などです。

新刊のプロモーションとして、文化局は今後、関連講座やフィールドワーク、現像体験などのイベントを予定しています。第1回講座「一間照相館的家庭照相簿(ある写真館の家族アルバム)」は6月19日に開催予定で、家族写真の整理に関する専門的な知見が共有される予定です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:新製品
  • 製品・サービス:ウォークラリー / レトロ写真プリント体験