中国当局による異議申し立て者への弾圧は多くの家庭を崩壊させてきたが、一方で海外で勇敢に立ち上がる女性たちを生み出している。12年の重刑を言い渡された弁護士・丁家喜氏の妻、羅勝春氏は、憂鬱と変革の時期を経て、現在は海外で人権擁護と市民教育の普及に努めている。

羅氏が米国で設立した「公民権利同盟」は、市民教育や権利保護を目的としており、これは夫の未完の志を継ぐだけでなく、若い頃から民主化運動に関心を寄せていた彼女自身の信念の実践でもある。昨年12月、同団体は中国の出入国管理の実態を告発する報告書を発表し、当局が国境管理を悪用して人権活動家や少数民族を迫害している現状を「中国は巨大な監獄だ」と批判した。

丁家喜氏は、著名な法律学者・許志永氏と共に「新公民運動」を推進してきた。2013年に初めて投獄され、2019年の再逮捕を経て、2023年4月には「国家政権転覆扇動罪」で12年の実刑判決を受けた。羅氏は、夫の逮捕が文革を経験した母親に「歴史の繰り返し」という深い恐怖を与えたと語る。

米国へ渡った当初、羅氏は夫の不在と子供の反抗期に苦しみ、深い憂鬱に陥った。しかし、2015年の「709事件」で夫を拘束された弁護士の妻たち(709妻)との交流を通じ、彼女は苦しみを抗争の力へと変える術を学んだ。羅氏は自らを「709妻の弟子」と呼び、SNSを通じた発信や権利擁護活動に没頭することで、精神的な回復と自立を果たした。

羅氏は、単に夫の代わりを務めているのではなく、キリスト教徒としての信念に基づき、名利を求めず、神から与えられた使命として市民活動を管理していると語る。彼女は今、夫の釈放を求め続けると同時に、海外で市民教育と権利保護の活動を力強く展開している。

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  • 出典:中央社 CNA
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