米国当局は28日、元連邦捜査局(FBI)長官のジェームズ・コーミー氏(65)が、SNSに投稿した「謎の数字」の貝殻写真がトランプ大統領への生命の脅迫に該当するとして、起訴されたと発表した。ノースカロライナ州の大陪審による起訴状によると、コーミー氏が昨年5月にInstagramへ投稿した、海岸で貝殻を並べて「8647」と記した写真が問題視された。

当時、トランプ氏は米フォックスニュースのインタビューで、「86」は米国のスラングで「排除」や「殺害」を意味し、「47」は自身が第47代米国大統領であることを指すと解釈。「彼はその意味を完全に理解しており、暗殺を示唆していることは明白だ」と非難していた。起訴状では、この貝殻の数字が「米国大統領に危害を加える意図を明確に表明したもの」と指摘されている。トッド・ブランチ司法長官代理は、コーミー氏が「米国大統領の殺害や身体的危害を目的とした意図的な脅迫」など2つの罪に問われており、各罪につき最大10年の禁錮刑が科される可能性があると述べた。

コーミー氏は以前、この投稿について「深く考えずにアップロードしたものであり、一部の人がこの数字と暴力を結びつけるとは認識していなかった」と謝罪し、投稿を削除していた。コーミー氏は「そのような解釈は馬鹿げていると感じるが、いかなる暴力とも関わりたくない」と声明で説明していた。一方で、民主党のディック・ダービン上院議員は今回の起訴を「根拠がなく、小人じみた報復だ」と非難している。コーミー氏は28日、自身の無実を改めて主張し、「私は無実であり、恐れていない。独立した連邦司法制度を信じている。受けて立つ」とのビデオ声明を発表した。

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  • 出典:中央社 CNA
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