【中央社】国立台湾交響楽団(NTSO)は、ドイツ出身の指揮者アンドレアス・デルフス氏を招き、デンマーク国立交響楽団の首席クラリネット奏者ジョニー・テュシエ氏と共演するコンサートを開催します。今回披露されるのは、クラリネットのレパートリーの中でも「魔王級」と称される難曲です。

同楽団の発表によれば、コンサートは北欧音楽を中心とした構成となっており、シベリウスの『フィンランディア』で幕を開けます。続いて演奏されるのは、デンマークの作曲家ニールセンの『クラリネット協奏曲』です。この曲は、素朴な旋律から始まり、突如として感情が激変する構成や、超絶技巧を要する速いパッセージ、繊細な旋律線が特徴であり、クラリネット奏者にとって非常に攻略が難しい作品として知られています。

ソリストを務めるテュシエ氏は、フランス系アメリカ人のクラリネット奏者で、現在デンマーク国立交響楽団の首席奏者として世界的に活躍しており、多くのファンから期待が寄せられています。後半には、ブラームスの『交響曲第4番』が演奏されます。これは同楽団にとって創設以来15回目の上演となります。

客演指揮者のデルフス氏はジュリアード音楽院で修士号を取得し、レナード・バーンスタイン氏に師事しました。これまでピッツバーグ交響楽団やミルウォーキー交響楽団などで音楽監督・指揮者を歴任し、2021年からはロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めています。

「デルフス、テュシエとNTSO」コンサートは、5月2日に国立台湾交響楽団演奏ホール、5月3日に台北の国家音楽庁で開催されます。また、5月1日には台北教育大学雨賢館にて、両氏による指揮とクラリネットのマスタークラスも開催され、聴講が可能です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
  • 関連組織:デンマーク国家交響楽団 / ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団
  • 製品・サービス:クラリネット協奏曲 / マスタークラス