台東県政府の杉原湾海岸パトロール隊は28日午後、湾内で漁網に絡まって動けなくなっているヒメウミガメを発見し、直ちに海へ入って救助を行いました。保護された個体はその後、国立海洋生物博物館へ送られ、手厚いケアを受けています。

杉原湾は毎年4月から10月まで遊泳可能であり、台東県政府は専門の救助員を配置して水域の安全確保と海洋保護に努めています。28日午後2時頃、パトロール員が海岸から約50メートルの海上に「人型」の不審な漂流物を発見しました。溺水者の可能性を懸念した隊員は、直ちに県政府および海巡署に通報しました。

パトロール員の張瑋鴻氏によると、当初は溺水事故を疑いましたが、現場の状況確認を経て救助板で海に入り、約3分で対象に接触しました。引き上げて確認したところ、漁網に絡まった海亀だったため、網を切り裂いて救出しました。もう一人のパトロール員、鄭又豪氏によれば、救助と並行して関係機関へ連絡を行い、現場に到着した海保署の専門員が確認したところ、珍しい「ヒメウミガメ(体長約50センチ)」であることが判明しました。後肢に網による傷が見られたものの、活発に動ける状態であり、生命に別条はないと判断され、海洋保護の手順に従って国立海洋生物博物館へ搬送されました。

台東県政府は、漁業関係者に対して漁具の適切な管理を求めるとともに、観光客に対しても海へのゴミ投棄を厳禁するよう呼びかけています。また、海上で漂流物や網に絡まった生物を発見した際は、現場の救助員、パトロール員、または海巡署のホットライン(118)まで速やかに通報するよう協力を求めています。

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  • 出典:中央社 CNA
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