殺人未遂の罪で懲役8年の判決が確定していた蘇耀輝氏に対し、台湾高等法院は29日、再審で無罪を言い渡した。蘇氏は法廷で涙ながらに支援者へ感謝を述べ、「事件から30年が経った。人生に30年も何回あるのか」と語った。蘇氏は1997年に発生した夫婦殺傷事件の犯人とされたが、再審では嘘発見器の鑑定や被害者の証言に瑕疵があったと認定された。逃亡生活中に唯一の息子を亡くすなど筆舌に尽くしがたい苦難を経験した蘇氏は、冤罪被害者支援団体の助けを得てようやく潔白を証明した。弁護団は、今回の判決が台湾の刑事司法における指針となることを期待し、指名手配や嘘発見器の証拠能力に関する適正手続きの確立を求めた。

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  • 出典:中央社 CNA
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