米イラン間の緊張が高まる中、高市早苗首相は29日、日本関連のタンカーがホルムズ海峡を通過し、現在日本へ向けて航行中であることを認めた。イラン国営放送プレスTVは前日、VLCC(超大型原油タンカー)「出光丸」がイラン当局の許可を得て同海峡を通過したと報じていた。船舶追跡サイトMarineTrafficによれば、同船は名古屋港へ向かっており、日本時間28日夕方に海峡の最狭部を通過、3週間後の到着が見込まれている。日本政府関係者は、今回の通過に際して通行料は支払っておらず、日イ両政府の協議による成果であると説明した。同船には3名の日本人船員が乗船している。一方、韓国外交部の当局者は、韓国船籍の船舶が海峡内に留まっている現状を打破するため、イラン側と交渉を継続していると述べた。韓国政府は「国際規範に基づき、全ての船舶の航行の自由と安全が保障されるべき」との立場を崩していない。青瓦台の姜由楨報道官は、船舶の安全や海運会社の立場など多角的な要素を考慮し、各国と連携しながら解決策を模索していると説明した。現在、韓国船26隻が当該海域で足止めされており、政府は特使を派遣するなど外交努力を続けているものの、現時点で実質的な進展は得られていない。

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  • 出典:中央社 CNA
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