【中央社ワシントン29日総合外電報告】英国のチャールズ3世国王とカミラ王妃は本日、ニューヨークを訪問し、911同時多発テロの追悼施設を参拝しました。国王はアメリカ国民と「常に心は一つである」と強調しました。一方、ニューヨークのゾラン・マンダニ市長は、国王に対し、インド産のダイヤモンド「コ・イ・ヌール」の返還を期待すると述べました。
チャールズ3世(King Charles III)とカミラ王妃(Queen Camilla)は、4日間の米国国賓訪問を行っており、最初にワシントンに到着し、トランプ米大統領から熱烈な歓迎を受けました。
本日、ニューヨークにて、チャールズ国王はワールドトレードセンターのツインタワー跡地で献花し、2001年9月11日のテロ攻撃の犠牲者を追悼しました。彼はカードに「愛する人を失った深い悲しみに向き合うアメリカ国民に対し、私たちは常に心は一つです」と記しました。
市民は、チャールズ3世がニューヨークのマンダニ(Zohran Mamdani)市長と談笑する姿も目にしました。
インド系のマンダニ市長は以前、メディアに対し、「もし国王と1対1で話す機会があれば、ダイヤモンド『コ・イ・ヌール(Koh-i-Noor)』を返還するよう説得するだろう」と語っていました。
この議論を呼んでいるダイヤモンドは元々、インドのアンドラ・プラデーシュ州(Andhra Pradesh)原産で、早ければ13世紀に採掘されたと伝えられており、その後、多くの統治者の手を渡り歩いてきました。
1849年、イギリス東インド会社がシク王国を併合した際にこのダイヤモンドを入手し、1850年にヴィクトリア女王に献上されました。後にこのダイヤモンドは、英国王ジョージ6世の妻であるエリザベス王妃の王冠に嵌め込まれました。
インドは過去に何度も、この重さ105カラットのダイヤモンドの返還を英国に求めてきました。
チャールズ3世は本日、911記念式典でマンダニ市長と対話しましたが、その内容についてバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)はコメントを拒否しました。また、マンダニ市長が直接ダイヤモンドの返還を要求したかどうかについて、市長室はコメントの要請に回答していません。(翻訳:紀錦玲)1150430
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- 出典:中央社 CNA
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