中央通信 (中央社メキシコ市2日、総合外電報道)メキシコ北西部シナロア州のルベン・ロチャ・モヤ知事は、米国から麻薬組織との結託を指摘されたことを受け、調査に協力するため一時的に職を離れると昨日表明した。 AFP通信によると、メキシコ・シナロア州のロチャ・モヤ知事とほか9人は今週、米司法省に起訴された。ロチャ・モヤ氏は、悪名高いメキシコの麻薬組織「シナロア・カルテル」と協力し、「大量」の麻薬を米国へ運んだとして訴追されている。 ロチャ・モヤ氏は、メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領が所属する左派政党「国家再生運動(Morena)」の党員で、これらの疑惑について「虚偽で悪意あるものだ」と非難した。 ロチャ・モヤ氏は昨夜遅く、YouTubeで「シナロア州民に告げる。私は本日、州議会に対し、知事職を一時的に離れる申請を提出した」と述べた。 ロチャ・モヤ氏は、左派の前大統領アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール氏と関係が近く、2021年からメキシコ北西部シナロア州の知事を務めている。 また、米司法省に名指しされたシナロア州都クリアカンのフアン・デ・ディオス・ガメス市長も辞任を発表した。 2人は離職後、免責特権を失い、司法調査の対象となる。 2人が離職を発表する前、シェインバウム大統領は米国に対し、「確実で反論の余地のない」証拠を提示するよう求めていた。 シェインバウム氏は、米国がメキシコの現職州知事またはその他の高官に対して麻薬密輸疑惑を公に提起したのは今回が初めてだと指摘した。 この事件は各方面に衝撃を与え、もともと緊張していたメキシコと米国の外交関係をさらに悪化させた。これに先立ち、中央情報局(CIA)要員とされる2人が麻薬取締作戦中に死亡していた。 「シナロア・カルテル」は、トランプ政権によって外国テロ組織に指定された6つのメキシコ麻薬組織の一つである。 ワシントンは長年、麻薬組織対策への介入を認めるようシェインバウム氏に圧力をかけてきた。これには、無人機攻撃の容認や米軍要員の駐留を認めることなどが含まれる。(翻訳:屈享平)1150503 事実と共に立つ選択を。皆さま一人ひとりの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースを即時に把握できます。 本サイトの文章、写真、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することを禁じます。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:シナルア・カルテル