中華経済研究院(中経院)は本日、2026年4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月より4.9ポイント上昇し、60.3%になったと発表しました。これは2021年9月以来の速い拡大ペースであり、7ヶ月連続の拡大となります。中経院の連賢明院長は、米イラン紛争の影響によるメーカーの先行手配、第1四半期の好調な輸出(3月の輸出額は800億ドルに達した)、および電子業界の強力な牽引による他産業の成長という3つの主要因が指数を押し上げたと述べています。

調査によると、季節調整済みのPMIは7ヶ月連続で拡大しています。中経院の陳馨蕙副研究員は、3月にプラスチック・化学品の供給が中断されたことでメーカーが先行手配を急いだこと、また2025年11月からのAI「ダブルエンジン」の勢いにより、半導体サプライチェーンや電子部品が不足と値上がりに直面していることを指摘しました。4月には海外の大手メモリメーカーのストライキ報道もあり、サプライヤー納入時間指数は4.3ポイント上昇の70.6%と、2021年7月以来の速い上昇を記録しました。

製造業の今後6ヶ月の見通しは拡大を維持していますが、業界によって判断が分かれており、交通、化学・バイオ医療、食品・繊維などの業界は収縮を報告しています。中央研究院の簡錦漢研究員は、現在の世界経済の成長動能がAI関連投資に高度に集中しているリスクを警告しました。また、ホルムズ海峡の封鎖により東南アジアや欧州がエネルギー価格の圧力を受けている点にも注意を促しています。一方、非製造業指数(NMI)も、株高や母の日商戦の影響で58.3%に上昇しました。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:調査