中央通信 (中央社記者・蘇思云、台北5日)金融監督管理委員会(金管会)はきょう、生命保険業界の今年第1四半期の利益が新台湾ドル964億元に達し、前年同期比13.5%増となり、過去4年の同期間で最高を記録したと発表した。金管会は、保険業界が今年IFRS 17に移行したことで、保険本業の利益は比較的安定していたが、3月は米イラン戦火により資本市場が揺れ、生命保険業界の一部投資ポジションが弱含んだため、単月では黒字から赤字に転じたと説明した。 金管会はきょう、今年1月から3月までの生命保険業界の利益、純資産、ヘッジ状況を公表した。生命保険業界は今年1月と2月に好調な利益を上げ、それぞれ556億元、520億元を稼いだが、3月は市場の衝撃を受け、単月で112億元の赤字となり、第1四半期の利益は964億元に縮小した。 保険局は、保険業界が今年IFRS 17(国際財務報告基準第17号「保険契約」)に移行したと説明した。第1四半期を見ると、保険本業の利益は保険契約サービスマージン(CSM)の寄与により全体として比較的安定していたが、3月は主に米イラン戦火による資本市場の変動が金融資産の変動に影響した。 ヘッジ状況について、金管会保険局の陳清源副局長は、今年3月に新台湾ドルが単月で2.28%大幅下落し、仮にまったくヘッジをしていなければ、生命保険業界には3月に1198億元の為替差益があったと指摘した。しかし、各社が採用したヘッジ手段により1604億元の損失が発生した。生命保険業界全体の3月のヘッジ比率は45.15%で、3月のヘッジ手段の為替スワップコストは120億元、さらに単月の外貨価格変動準備金の純変動額63億元を加えると、生命保険業界全体の3月の純為替損失は473億元となった。 第1四半期のヘッジを見ると、今年3月末までの生命保険業界の為替損益は965億元だった。各社が今年から償却法を多く採用したことにより、為替損益は前年より相対的に縮小した。3月末時点のヘッジ手段損益はマイナス1185億元で、為替スワップ(CS)や海外のノンデリバラブル・フォワード(NDF)のコストが多く低下したこともあり、3月末のヘッジ手段の為替スワップコストは380億元と、規模は前年の半分強にとどまった。外貨価格変動準備金の純変動額はマイナス255億元で、3月末の純為替損失は855億元だった。 純資産面では、生命保険業界の第1四半期の動きも激しく上下した。1月末の2.59兆元から、2月末には台湾株の大幅上昇により2.94兆元へ増加し、3月末には市場調整を受けて2.87兆元へ下落した。 保険局の当局者は、1月の純資産変動が大きかったのはIFRS 17の新制度下で資産と負債を再測定したためであり、3月の下落は主に国際株式市場の反落と単月赤字の影響を反映したものだと説明した。(編集:張均懋)1150505 ニュースの自由を守る力として、皆さまのご支援をお願いします。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文字、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することを禁じます。
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- 出典:中央社 CNA
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