中央通信 (中央社記者・鍾榮峰、台北7日電)主力株のTSMC、デルタ電子、ASEテクノロジー・ホールディングスなどがきょうそろって過去最高値を更新した。メディアテックはきょう処置銘柄に指定されて取引が分割され、株価は下落したものの、台湾株は初めて4万2000ポイントを突破し、取引時間中に1017.21ポイント大幅上昇して42156.06ポイントの新高値を付けた。終盤には主力株の上げ幅が縮小したが、指数は終値でも41933.78ポイントの過去最高を更新し、794.93ポイント上昇。指数、時価総額の最高値など、台湾株の複数の記録を塗り替えた。 加権指数の終日売買代金は1兆1943億4100万台湾元。電子指数は取引時間中に2741.77ポイントに達し、2722.61ポイントで引け、2.21%上昇した。取引時間中、終値ともに過去最高を更新した。中小型株を代表する店頭市場(OTC)指数も取引時間中に417.86ポイントの新高値を付け、終値も416.41ポイントと過去最高を更新し、1.49%の大幅高となった。 「権王」と呼ばれるTSMCは朝方、2345台湾元の過去最高値を付けた。取引時間中の上げ幅は最大95台湾元、上昇率は4.22%で、時価総額は最高60兆8100億台湾元に達し、過去最高を更新した。終値は2310台湾元で終値ベースの最高値を更新し、60台湾元高、大盤への寄与度は477ポイント、上昇率は2.67%だった。TSMCの時価総額はきょう1兆5500億台湾元増え、59兆9000億台湾元となり、これも新記録となった。 その他の電子主力株では、デルタ電子が取引時間中に2370台湾元の過去最高値を付け、終値は2280台湾元と終値ベースの最高値を更新し、3.17%上昇した。メディアテックはきょうから初めて処置銘柄として分割取引の対象となり、終値は3420台湾元、0.29%下落した。鴻海は253.5台湾元で引け、0.6%上昇。ASEテクノロジー・ホールディングスは朝方558台湾元の新高値を付け、終値は540台湾元と終値ベースの最高値を更新し、3.05%上昇した。 メモリー関連銘柄では、南亜科技が乱高下し、終値は287台湾元、1.77%上昇。華邦電子は114台湾元、5.07%上昇。旺宏電子は164.5台湾元、4.36%下落した。ファウンドリーの力晶積成電子製造、受動部品株の国巨はそれぞれストップ高の63.9台湾元、371.5台湾元で引けた。 株価が1000台湾元を超える高額株はまちまちの展開となり、「46千金」を維持した。株王の信驊科技は終値で4.33%下落。株后の穎崴科技は1万台湾元の大台を割り込み、終値は9860台湾元、2.67%下落した。漢唐集成、兆聯実業はきょう一時1000台湾元台を回復したものの維持できず、新応材も1000台湾元を割り込んだ。 台湾株は主力株に押し上げられ、指数が終値で過去最高の41933.78ポイントを更新したことを受け、きょう上場企業の総時価総額は136兆7726億3200万台湾元に達した。5月6日134兆1616億5000万台湾元からさらに2兆6109億8200万台湾元増え、台湾株の時価総額最高記録を更新し続けた。 台新2000ハイテクファンドの沈建宏マネジャーは、米国とイランの衝突を巡る協議に大きな進展が伝わる中、TSMCやAI関連の大手企業が大幅高となり、台湾株は朝方に4万2000ポイントの大台を突破して過去最高を更新したと述べた。ただし注意すべき点として、信用取引の買い残が2025年4月末の2097億台湾元から4700億台湾元超へ急速に増加しており、需給が次第に乱れ、高値圏で利益確定売りの圧力が強まりつつあるため、短期的な変動は拡大すると指摘した。 台湾株の先行きについて沈建宏氏は、米国とイランによる終戦協議の進展、今後の国際原油価格と天然ガス・LNG価格の動向、米国および台湾企業の決算と法人説明会での見通しが焦点になると述べた。同氏は、上場・店頭企業の第2四半期から第3四半期の利益は力強い内容になると見積もっており、いずれも台湾株の良好な支えになるとしている。(編集:張良知)1150507 事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりのご支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。

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  • 出典:中央社 CNA
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