中央通信 (中央社ロンドン/ジュネーブ8日総合外電報道)オランダ籍のクルーズ船「ホンディウス号」で致死性のハンタウイルス感染が発生し、これまでに3人が死亡した。英国政府はきょう、英国市民の疑い例が新たに1件確認されたと発表し、「ホンディウス号」に乗船していた英国人乗客の症例は3例目となった。 英国放送協会(BBC)によると、この疑い例の患者は現在、南大西洋の離島トリスタンダクーニャ島にいる。「ホンディウス号」(MV Hondius)は4月中旬に同島へ寄港していた。 ほかの英国人乗客2人はハンタウイルスの確定症例で、このうち1人6日に「ホンディウス号」からオランダへ搬送され治療を受けており、現在の容体は安定している。もう1人は先月、南アフリカへ搬送され、現在も集中治療室に入っている。 また、KLMオランダ航空の客室乗務員1人がハンタウイルス感染を疑わせる症状を示し、アムステルダムで入院治療を受けている。世界保健機関(WHO)はきょう、この客室乗務員のウイルス検査結果は陰性だったと明らかにした。 AFP通信によると、この客室乗務員は、感染したクルーズ船乗客1人と接触していたとされる。この乗客はKLM機から降ろされ、その後、南アフリカで死亡した。 WHOの報道官はAFPに対し、「国際保健規則」(International Health Regulations)の連絡窓口を通じて通知を受け、客室乗務員の検査結果が陰性であることを確認したと述べた。 KLMは6日、この感染した乗客について、「ホンディウス号」のハンタウイルス感染で最初に死亡した人の妻だったと発表した。女性は4月25日、ヨハネスブルク発オランダ行きの便に一時搭乗したが、離陸前に機内から降ろされた。 このオランダ国籍の女性は4月26日、ヨハネスブルクの病院で死亡し、ハンタウイルス検査で陽性となった。 オランダ国旗を掲げる「ホンディウス号」は4月1日、アルゼンチンのウシュアイアを出発し、当初の目的地はカーボベルデ共和国だった。しかし、西アフリカの島国である同国は同船の入港を拒否した。現在、同船ではすでに3人が死亡しており、このオランダ国籍の女性は3人の死者のうちの1人である。 KLMは声明で、「当時の当該乗客の体調を踏まえ、乗務員は搭乗を認めない判断をした。当該乗客が機外に出た後、便は直ちにオランダへ向かった」と説明した。 KLMは声明で、オランダの保健当局が「念のため」、同じ便に搭乗していた乗客と連絡を取っていると述べた。(翻訳:劉淑琴)1150508 事実とともにあることを選ぶ。皆さま一人ひとりの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することを禁じます。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:KLMオランダ航空 (KLM)
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