中央社電 (中央社記者 林長順、台北11日電)台北市警察は、市民から「聖宜クリニックで診療を受けた際に盗撮された疑いがある」との通報を受けた。警察が聞き取り調査を行ったところ、診察室などで公開設置されたカメラを発見し、本日、台北地方検察署に指揮を仰いだ。台北地検は本件を「他字案」として立件し、性的プライバシー侵害などの罪名で、婦幼専門チームの検察官が捜査を担当する。 中正第一分局は8日午後8時ごろ通報を受理した。通報した市民は、先日聖宜クリニックで診療を受けた際に録画されたとし、同クリニックに性的プライバシー侵害や証拠隠滅の疑いがあることを懸念して警察に届け出た。 中正第一分局と台北市刑事警察大隊の科学捜査隊は9日、特別捜査班を編成し、聖宜クリニックを捜索した。赤外線の盗撮カメラ探知機で全面的に検査を行い、確認作業を実施したほか、同意に基づく捜索と証拠保全を行った。警察は診察室などで公開設置されたカメラを発見し、レンズが病床側を向いていることを確認した。同時にクリニック内の他の場所も検証したが、初期調査ではピンホールカメラや撤去された形跡などの異常は見つからなかった。 警察はまた、聖宜クリニックの責任者に出頭を求めた。同責任者は9日午後、弁護士同席のもと警察署で説明を行った。警察は本日正午、台北地検に捜査指揮を要請した。台北地検は本件を「他字案」として、婦幼専門チームの検察官が捜査を担当し、罪名は性的プライバシー侵害、秘密侵害などとされている。 聖宜医美グループは9日に声明を発表し、将来起こり得る医療紛争を避け、クリニックと消費者双方の権益を保障するため、個人情報保護法および衛生福利部の関連規定に従い、施術前に各消費者から明確な書面同意を得たうえで、施術中に録音・録画を行っていると説明した。保存期間は施術終了後1カ月だとしている。 声明では、最近の愛爾麗グループの盗撮事件を受け、一部の消費者が不安を抱き、聖宜医美グループに対して施術中の録音・録画の削除を求めたと説明。聖宜医美グループは個人情報保護法の関連規定に従い、すべての録音・録画を削除したが、法執行機関の確認に供するため、映像管理システムのバックエンド記録は保存しているとしている。(編集:李淑華)1150511 ニュースの自由を守る力として、事実の側に立つ選択を。皆さま一人ひとりのご支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文字、写真、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信または利用することを禁じます。

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  • 出典:中央社 CNA
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