中央通信 (中央社記者・蘇思云、台北12日電)台北富邦銀行と第一銀行が共同で主幹事を務めた、Phison Electronics(群聯電子)向けの120億台湾元相当のサステナビリティ・リンク・シンジケートローン案件が、本日契約締結を完了した。Phisonのために前払代金向けの融資スキームを個別に設計したもので、同社にとって初のシンジケートローン案件となる。11の金融機関から強い反応を得て、最終的な応募超過率は224%に達した。 台北富邦銀行が本日発表したニュースリリースによると、本案件の資金は主に前払代金の支払い、既存の金融債務の返済、および中期運転資金の充実に充てられる。AI応用の拡大により世界的なデータストレージ需要が爆発的に成長する中、メモリーメーカーは重要な生産能力を確保するため、相次いで前払代金の仕組みを採用しており、市場は極端な売り手市場へと移行している。 この流れを受け、台北富邦銀行と第一銀行はPhison向けに前払代金の融資スキームを設計し、同社の戦略的な布石を支援する。より潤沢な資金を中期的な資金流動性の強化に充てることで、運転資金の調達・配分の柔軟性を高め、今後3年間の材料調達需要に対応し、サプライチェーンが逼迫する環境下でも十分な材料供給を確保できるようにする。これにより、今後の事業拡大に向けた安定した基盤を築く。 Phisonは台湾国内のフラッシュメモリーコントローラーチップおよびストレージソリューションの大手企業として、AI応用の拡大がもたらすデータセンター向けストレージ需要を捉えている。現在、非消費者向け応用の売上貢献度はすでに70%を超え、サーバー、車載システム、生成AIなど高付加価値市場をカバーしている。2026年の3月までの累計売上高は410億台湾元に達し、前年同期比196%増となった。(編集:潘羿菁)1150512 事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:資金調達
  • 製品・サービス:永続連結シンジケートローン / プリペイメントローンメカニズム