中央通信 (中央社ワシントン12日総合外電報道)米国のマルコ・ルビオ(Marco Rubio)国務長官は、中国から制裁を受けているにもかかわらず、きょうドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領とともに北京へ向かった。この突破口を開いた背景には、中国側がルビオ氏の中国語表記を変更したことが関係している疑いがある。 AFP通信によると、現在54歳のルビオ氏は長年、中国の人権問題に関心を寄せており、過去に北京から2度制裁を科されたことがある。 しかし、トランプ氏がルビオ氏を国務長官に任命した後、中国は外交上の便宜策を見いだしたようだ。 中国政府および官製メディアはこれまで、同氏の姓を「盧比奧」と表記していたが、同氏が2025年1月に国務長官に就任する前に、最初の音節を「盧」から「魯」に変更した。 2人の外交官は、中国がこの変更を行ったのは、ルビオ氏に科した入国禁止などの制裁措置が旧表記を対象に実施されたものだったためだと考えていると述べた。 中国の駐米大使館は、AFP通信のコメント要請に直ちには応じなかった。 米国務省当局者は、ルビオ氏がトランプ氏とともに中国へ向かったことのみを確認した。また同氏は、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地(Andrews Air Force Base)で大統領専用機「エアフォースワン」に搭乗する姿も目撃された。 キューバ系米国人のルビオ氏は、かねて共産主義に強く反対してきた。新疆での強制労働をめぐる複数の法案を主導したほか、香港での北京当局の弾圧を公然と批判したこともある。 国務長官の指名承認公聴会で、ルビオ氏は中国に強く焦点を当て、中国を米国にとって前例のない競争相手だと形容した。 ただ、就任後のルビオ氏はトランプ氏の対中路線を支持する姿勢を選び、トランプ氏が習近平氏を友人と見なし、貿易関係に注力する方針に歩調を合わせる一方、人権問題は控えめに扱っている。 それでもルビオ氏は一貫した親台湾の立場を維持しており、昨年には、トランプ政権が中国との貿易協定を成立させるために、自治と民主主義を持つ台湾の将来を交渉材料にすることはないと述べていた。(編訳:蔡佳敏)1150513 事実とともに立つことを選ぶ。あなたの一つひとつの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードし、最新ニュースをリアルタイムで把握しましょう。 本サイトの文字、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。
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- 出典:中央社 CNA
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