中央通信(中央社記者・葉素萍、台北14日電)民進党の台北市長選候補者、沈伯洋氏はきょう、ラジオ番組「POP撞新聞」で司会者の黄暐瀚氏のインタビューを受けた。沈氏は、出馬の最終目標は「もちろん勝利することだ」と述べた。台北市長に当選した場合、来年の双城フォーラムを中止するのかと問われると、沈氏は、双城フォーラムの効果は極めて低く、「効果のないことはやるべきではない」と語った。 これまで複数の人物が台北市長選への出馬候補として名前を挙げられてきた。沈氏は、誰から台北市長選への出馬を求められたのかと問われ、民進党主席を兼任する頼清徳総統から選挙に出る意向があるか尋ねられたと説明した。頼氏は、台北市は台湾の首都であり、国際問題から切り離すことはできないと考えており、沈氏が立法院の国防外交委員会に所属し、外交に詳しく、長年国際交流にも携わってきたことから、この都市を変える意欲があるか尋ねたという。 沈氏は、制度の中で力を発揮し、変化を起こせるのであれば、国を変えることであれ都市を変えることであれ、喜んで取り組みたいと述べた。 司会者は、沈氏には選挙出馬の経験がなく、民進党は過去の台北市長選で一対一の構図で勝ったことがなく、現職の蔣万安市長の支持率も低くないとして、沈氏は「三重の困難」に直面していると指摘した。 沈氏は、自分はもともと挑戦者であり、挑戦者が苦労するのは当然だと述べた。蔣万安氏の支持率は高いが、自分には市政問題を解決するための多くの構想を提示できる能力があるとし、都市に対するビジョンを持っているため、市民に受け入れてもらい、機会を与えてほしいと語った。今後は市場を回るほか、多くの座談会やリビングルーム・ミーティングを開き、各地域で政策ビジョンを語り、市民の支持を得たいとした。 沈氏は「私たちの最終目標はもちろん勝利することだ」と述べ、最終的にはこの過程で、台北には方向性とビジョンが必要だと認める人を増やしていきたいと語った。 ただ、メディアは沈氏の勝算は高くないと見ている。どうやって勝利という目標を達成するのかと問われると、沈氏は、一歩ずつ進むしかない、「鈍い鳥はゆっくり飛ぶ」という姿勢で、過程の中で世論調査の数字を少しずつ上げていきたいと述べた。 これに先立ち、民進党の台北市長候補指名を目指す意向を示していた壮闊台湾連盟の創設者、呉怡農氏はきのう、沈氏が台北市長選に擁立されたことに祝意を示し、選挙戦を全力で支持し協力すると述べた。 沈氏は、呉氏と一緒にこの選挙戦を戦いたいと述べた。2人はもともとかなり親しい友人であり、防衛や国際問題などに関する考え方も似ているためだという。 沈氏は以前、「無限都市フォーラム」という構想を提案していた。司会者は、もし台北市長に当選した場合、2027年の双城フォーラムを開催するのかしないのかと質問した。 沈氏は、双城フォーラムの効果は極めて低く、市民にもほとんど参加感がないと述べた。ただ双方の公務員が名刺を交換し、事前に幕僚が用意した話を互いに述べ、話し終えれば終了するだけだとして、「それならなぜここにお金を浪費するのか。なぜ市民にとってもっと意味のあるものにしないのか」と語った。 沈氏は例として、台北とロンドンがファッション関連のフォーラムを開くのであれば、双方の官民が協力し、産業界も参加できるようにすべきだと述べた。そうすれば台湾にとっても、市民にとっても参加感が生まれるという。 司会者がさらに、「つまり沈伯洋氏が台北市長に当選したら、来年の双城フォーラムは中止するということか」と問いただすと、沈氏は「こう言うべきだろう。効果のないことはやるべきではない」と答えた。(編集:蘇龍麒)1150514 事実とともに立つ選択を。皆さまの一つ一つの支援が、報道の自由を守る力になります。中央社の『一手新聞』アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。本サイトの文字、画像、映像は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。

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