【中央社】彰化県の陳氏(78)が、高熱と呼吸困難を訴えて員栄病院へ緊急搬送された。肺の感染症を疑いCT検査を行ったところ、胸部降大動脈に直径7.6センチの巨大な大動脈瘤が発見された。これは破裂すれば即座に命を落としかねない「時限爆弾」のような状態であった。医師団は低侵襲なカテーテル手術を選択し、鼠径部から約1センチの切開でステントグラフトを留置。術後は瘤体への血流が遮断され、危機を脱した。
員栄病院心臓血管外科の頼金湖主任によれば、この手術は約2時間で無事終了した。大動脈瘤は腫瘍ではなく、血管が異常に拡張した状態を指す。通常、胸部大動脈の直径は2〜3センチだが、4センチを超えると動脈瘤とみなされ、5.5センチを超えると健康保険適用の対象となる。今回の患者のように7センチを超えると破裂リスクは30%に達し、血管壁が限界まで引き伸ばされた風船のような状態にある。血圧が急上昇すれば即座に破裂し、人体で最大の血管である大動脈から短時間で多量出血し、死に至る恐れがある。
頼主任は、胸部大動脈瘤の典型的な症状として、胸の深部や上背部の圧迫感や鈍痛を挙げた。瘤が周囲を圧迫することで、呼吸困難、咳嗽(咳)、嚥下障害(食道の圧迫)、さらには反回神経麻痺による声のかすれなどが生じることもある。医師は、高血圧、喫煙歴、動脈硬化などのリスク因子がある人に対し、定期的な検査を受けるよう呼びかけている。
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- 出典:中央社 CNA
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