海岸山脈の断崖にある洞窟で7日間孤立していたオーストラリア人男性のマシューさんが15日、台東県消防局の捜索隊の支援を受けて無事に下山しました。マシューさんは、水源を探して崖を降りた際に閉じ込められ、絶望しそうな時は携行していたサックスを吹き、聖書を読んで耐えたと語りました。

救助後、家族と対面したマシューさんは「台湾の皆さんに感謝します」と繰り返し謝意を述べました。彼は7日間、食料も靴もなく、電子機器も持たない状態で、本能的に水源を見つけて体力を維持していました。

消防局によると、11日夕方に通報を受け捜索を開始。12日午前にドローンを使用して山間の水源付近でマシューさんの位置を特定しました。現場は地形が険しく、雨による崩落が多発していたため、ドローンで食料を投下しつつ、13日から地上部隊が本格的な救出活動を展開。14日夕方に接触し、過酷な環境下で一泊した後、15日午前に無事救助しました。

マシューさんは普段から心身ともに健康で、ボランティア活動にも熱心な人物として知られています。今回の捜索ではドローン技術が大きく貢献し、通信困難な環境下で正確な位置特定と物資投下を実現しました。今回の救助には5日間で延べ144人の人員と33台の車両が動員されました。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:事件・事故
  • 製品・サービス:無人機(ドローン)