台湾の文化内容策進院(文策院)は、第79回カンヌ国際映画祭の期間中である15日、現地の専門会場にて「台湾イマーシブ・ナイト(Taiwan Immersive Showcase)」を開催しました。このイベントでは、台湾のXR(拡張現実)制作チーム5組が作品をプレゼンテーションし、国際的な展示会場やキュレーターとのマッチングを図りました。

今回紹介されたのは、『動物の謝肉祭』(夢境現実)、『DRIFT IN TIME』(覓煦創意)、『モダン・タイムス』(初未来)、『DARK ROOMS』(涅所未来)、『感官協奏曲:四季』(綺影映畫)の5作品です。特に『DARK ROOMS』は、実話に基づいた多人数の歩行型イマーシブ・ドキュメンタリーとして注目を集めており、フランスのニュー・イメージ・フェスティバルで特別賞を受賞するなど高い評価を得ています。

文策院の王時思董事長は、単に作品を完成させてから配給先を探すのではなく、制作段階から国際的な会場側と連携することで、完成後にスムーズに現地での上映や販売に繋げる「ウィンウィン」の戦略を強調しました。また、アート船「Art Explora」のキュレーターであるフィリップ・リヴィエール氏は、台湾のXR作品の質の高さと、このような専門的な展示機会の重要性を高く評価し、将来的な台湾作品の導入に意欲を示しました。

会場にはフランスの外交官や各国の専門家も訪れ、台湾がXRアート分野で世界をリードしている現状を高く評価しました。文策院は今後も、台湾のクリエイターが国際市場でより強固なネットワークを築けるよう支援を継続する方針です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
  • 関連組織:Carlton Hotel / Art Explora
  • 製品・サービス:DRIFT IN TIME / DARK ROOMS