国民党の鄭麗文氏は15日、国民党のライブ配信番組「KMT直球対決」に出演し、トランプ前米大統領が訪中前に「台湾に適切な総統がいれば、両岸(中台)間に戦争の危機は生じない」と述べたと主張した。鄭氏は、トランプ氏の発言は間接的に頼清徳総統の誤った両岸政策が戦争リスクを招いていると示唆するものだと指摘した。また、今回のトランプ氏の訪中と米中首脳会談は、米中関係の新時代を築く包括的な交渉であり、新たなレッドラインの設定など台湾にも深く関わる事態だと強調した。
これに対し民進党は同日、鄭氏が中国のネット上のフェイクニュースを意図的に引用し、トランプ氏の発言を頼総統への攻撃材料にすり替えたと批判する声明を発表した。民進党の李坤城報道官は、トランプ氏の発言の文脈をたどれば「適切な大統領」とは米国のリーダーを指すものであり、他国の指導者とは無関係だと強調した。また、この悪意ある編集と切り取りは、中国の対外宣伝システムによる典型的な認知戦(情報操作)の一種であると指摘した。さらに、政党のリーダーである鄭氏が、事実を歪曲して「頼清徳疑念論」を扇動しようとする姿勢は無責任であり、失格であると厳しく非難した。
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- 出典:中央社 CNA
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