トランプ米大統領の訪中日程において、複数の混乱が生じたことが明らかになった。米中首脳会談の際、ホワイトハウスのスタッフが中国側の記者団に突き飛ばされ踏みつけられたほか、シークレットサービスが銃の携行を理由に天壇公園への同行を拒否される事態が発生した。さらに、トランプ氏の出発時にも記者団が車列に合流するのを妨害されるなど、両国の緊張が露呈した。ニューヨーク・ポスト紙によると、これらの混乱の様子は、映画『ラッシュアワー4』の準備のため同行していた監督ブレット・ラトナー氏のカメラマンによって記録された。米側の代表団からは「現場は完全に混乱している」との不満が漏れた。中国当局は、米国の訪問者や報道関係者に対し、トイレの利用制限、水ボトルの没収、さらには酷暑下での飲料提供の拒否など、極めて厳しい管理を強いた。特に首脳会談の現場では、急ぎ足で乱入してきた中国側の記者たちが米先行チームのスタッフを突き飛ばして踏みつけるという危険な場面もあった。また、天壇公園では警護担当者が武器の所持を理由に入場を拒まれ、米側が猛抗議する事態に発展した。最終的に別の警護官が同行することで決着したが、この遅れにより行程に大きな乱れが生じた。トランプ氏の帰路においても、中国当局が記者団の車列合流を阻止しようと立ちはだかり、ホワイトハウススタッフが「我々なら中国代表団にこんな真似はしない」と激昂する場面もあった。最終的には記者団が中国側の制止を強行突破し、車列に合流した。なお、同行していたラトナー監督は、今回の訪中が自身の映画撮影準備の一環であることを認め、メラニア夫人のドキュメンタリー撮影との関連を否定している。

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  • 出典:中央社 CNA
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