【中央社】経済部の龔明鑫部長は15日、ICT産業が台湾の輸出において重要な役割を果たしていることを強調した。台湾の経済発展を足掛かりとしてグローバル市場へ展開し、頼清徳総統が掲げる「経済の日が沈まない国」というビジョンの実現を目指す考えを示した。龔部長は、現在押し寄せているAIの強力な潮流を活かし、世界市場で台湾の優位な立ち位置を確保していくと述べた。
台湾電機電子工業同業公会(電電公会)の会員総会に出席した龔部長は、2025年の台湾の輸出総額が6400億米ドルに達し、その中でICT産業が多大な貢献をしていると評価した。経済の国際展開において電電公会とその会員企業の役割は極めて重要であると強調した。
経済指標について、龔部長は2025年の経済成長率が8.68%に達する見込みであり、本年も「7%を超えることは確実」との予測を示した。これは数十年来の稀な高成長であり、今年1月から4月までの累積輸出額も前年比47.8%増と大幅に伸びている。龔部長は、現在の成長スピードは1980年代以来の現象であり、2年で経済規模が倍増するペースだと形容した。
物価安定に関しては、中東情勢が不安定な中でも物価上昇率を2%以下に抑えており、今後もこの目標を維持すべく努力を続けるとした。所得格差については、台湾のジニ係数が中国、日本、韓国、そして欧米諸国よりも低い水準にあることを挙げ、政府が引き続き低所得者層を支援していく方針を示した。
最後に、中小企業や伝統産業と電子産業との間には依然として成長格差が存在することに触れ、政府は経済成長の果実を社会全体に広く行き渡らせる必要があると語った。台湾の伝統産業の製造能力は世界トップクラスであり、官民が協力して国全体の健全な発展を目指すと意欲を見せた。
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- 出典:中央社 CNA
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