台東県延平郷の武陵集落で4月、巡回中の地元住民が罠にかかったタイワンツキノワグマを発見し、直ちに林業自然保育署台東分署へ通報しました。保護されたクマは「野湾野生動物病院」へ搬送され、短期的な治療とケアを経て順調に回復しました。

林業自然保育署台東分署の林孟怡科長によると、この若いオス熊は保護当時36キロでしたが、健康診断を経て体重は40.5キロまで増加し、食欲や活動状況も良好であると判断されました。15日早朝、関係者らが見守る中で無事に自然界へと戻されました。放獣時には、武陵集落の代表者らが祈りを捧げ、保護時に採取した毛を山へ返すなど、生命への敬意を示す儀式も行われました。

集落での会議の結果、発見者のブヌン族名にちなんで「イビ(Ibi)」と命名されました。イビにはGPS発信器が装着されており、今後の行動範囲などのデータは貴重な保護資料として活用されます。今回の迅速な救助活動を称え、台東分署は同日、武陵集落の住民に対し通報・モニタリング報奨金を授与しました。分署は今後も、誤捕獲を防ぐための改良型罠への交換促進や、野生動物に関する迅速な通報を地域住民に呼びかけています。

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  • 出典:中央社 CNA
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