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(中央社記者 曹亜沿、黄旭昇 新北 15日電)新北市長選における与野党の政策論争が白熱している。民進党の蘇巧慧氏は本日、介護者手当の増額や夜間保育の開設など、3つの大きな家庭ケア政策を打ち出した。一方、国民党の李四川氏は「30分圏内の台北・新北生活圏」を改めて提唱し、両市を共同統治し、淡水河の両岸を共に繁栄させることを約束した。
民進党の新北市長候補である蘇巧慧氏は本日、これまでの6大福祉政策と若者支援策に続き、5月15日の「国際家族デー」に合わせて「3大家庭ケア政策」を連続して発表した。
第1の政策「介護者の全力支援」では、介護職員、保育士、ベビーシッターなどの専門的な介護・保育従事者を対象に、夜間、緊急、困難なケアに対する手当を増額し、個人の口座へ直接振り込むとした。同時に、専門従事者のスキルアップや学位取得を補助し、延長産休や介護休暇などの措置を提供する企業を奨励し、奨励金を最大100万台湾元まで引き上げる。
蘇巧慧氏は、第2の政策「全方位の育児支援」について、新生児スクリーニング検査の補助拡大に加え、早期療育が必要な家庭に対して、医療スタッフが地域の公共スペースに出向いてサービスを提供できるよう補助を行い、大病院へ行く手間を省くと述べた。また、新北市内で一時預かりサービスを提供する17カ所の親子館(子育て支援センター)向けに「一時預かり検索プラットフォーム」を構築し、夜間保育を開設することで、夕方や夜間勤務の労働者もサービスを利用できるようにする。
第3のケア政策は「高齢者への思いやりケア」であり、一人暮らしの高齢者や認知症の高齢者への訪問とケアを強化し、「一人暮らし高齢者向けスマート救助デバイス」や認知症のAIスクリーニング検査への補助を拡大する。さらに、宿泊型長期ケア施設に入所する高齢者に対し、毎年の補助金を18万台湾元から24万台湾元に引き上げ、家族の介護負担を軽減する。
国民党の新北市長候補である李四川氏は本日午前、新荘区の党支部座談会に参加した際、昨日提案した「30分圏内の台北・新北生活圏」について改めて説明した。淡江大橋の開通後、ライトレール(軽軌)を推進して淡水、八里、林口を結び、さらに桃園メトロ(MRT)への接続も進めると述べた。台北市の北投士林テクノロジーパークから、新北市の南北、東西に至るまで、すべて台北市のMRTシステムと連結させるという。
李四川氏は、今後の台北・新北両市は交通面での共同統治にとどまらず、文化、教育、環境保護などの分野でもより密接に連携していくと強調した。年末の選挙で自身が新北市長に当選し、台北市で蔣万安氏が再選を果たせば、両市は必ず共同統治を実現し、両岸は必ず繁栄すると述べ、「両岸とは台湾海峡のことではなく、淡水河の両岸のことだ」と語った。
また、新北市の敬老カード(シニアパス)政策について、李四川氏は本日、交通の便が悪い郊外ではMRTがなく、高齢者がポイントを使い切れない現状を指摘した。そのため、そのうちの300ポイントを悠遊カード(交通系ICカード)の電子マネー化し、高齢者が診察や薬の受け取りなどに利用できるようにしたいと述べた。(編集:龍柏安)1150515
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