台湾のドローンメーカー、雷虎科技(Thunder Tiger)は15日、米ミシガン州デトロイトで開催された「XPONENTIAL 2026」に出展したことを発表しました。同社は「台湾卓越無人機海外商機連盟(TEDIBOA)」および経済部代表団と共に「台湾パビリオン」を構成し、中国製部品を排除した非紅サプライチェーンによるドローンシステムの技術力を国際社会に示しました。

雷虎は今回、米国防総省の「Blue UAS」認証および「ドローン優位性計画(DDP)」の第1段階評価を通過した自爆型FPVドローン「Overkill」をはじめ、軍用ドローンのフルラインナップを展示しました。また、アルミ合金プレス成形による量産体制を確立した巡回型ドローン「PapaDelta」や、世界初公開となる反ドローン迎撃システム「OVERKILL INTERCEPTOR」も披露し、電子妨害を補完する動的迎撃ソリューションを提案しました。

動力システム面では、自主開発した2ストロークエンジン「Pro-175T」および「Pro-250T」を展示し、中大型ドローンの航続距離制限を克服する選択肢を提示しました。さらに、米オハイオ州の現地子会社が製造する「Made in USA」のドローン用モーターも紹介し、米国防調達法規に準拠した現地化戦略を強調しました。

雷虎の陳冠如董事長は、台湾国内での軍用ドローン予算削減については遺憾の意を示しつつも、同社のグローバル戦略には影響がないと強調しました。現在、米国パートナー企業を通じて1,520機の受注(総額約760万米ドル以上)を獲得しており、8月に予定されている次期入札にも申請済みであると述べています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:新製品
  • 関連組織:Thunder Tiger Aerospace