【ワシントン15日】米当局は15日、イスラエルとレバノンが停戦の延長と、政治的解決に向けた交渉の拡大に合意したと発表した。しかし、イスラエル軍は依然としてレバノン国内で空爆を継続しており、これらの攻撃は停戦協定の対象外であると主張している。

イスラエルとイランの支援を受けるヒズボラの戦闘は、4月17日の停戦合意後も収束しておらず、双方の軍事行動により数百人が死亡し、互いに違反を非難し合っている。14日にはワシントンで和平交渉が開始され、16日に期限を迎える予定だった停戦の延長が発表されたが、レバノン政府は依然としてヒズボラの行動を制御できずにいる。

米国務省のトミー・ピゴット報道官は、進展を継続させるため停戦を45日間延長すると表明した。今後、6月2・3日には恒久的な政治協定を目指す交渉が予定されており、国防総省も5月29日にイスラエルとレバノンの軍事代表団による会合を招集する。

レバノン代表団は声明で、停戦延長と軍事対話が国民に重要な休息をもたらし、長久の安定を目指すと語った。一方、レバノンのナワフ・サラーム首相は、外交目的のために無謀な行動をとる勢力を間接的に批判し、望まない戦争に巻き込まれている現状を訴えた。イスラエルのイェヒエル・ライター駐米大使は、イスラエルの安全確保が最優先事項であると強調した。

停戦延長の発表直後、レバノン南部ハヌフ付近のヒズボラ関連施設が空爆を受け、医療従事者3人を含む6人が死亡した。さらにイスラエル軍は南部ティルスにも空爆を行い、ヒズボラ側も無人機でイスラエル北部の軍施設を攻撃したと発表した。

イスラエル軍によると、レバノン南部で新たに兵士1人が死亡したことで、3月初旬以降の同国側の犠牲者は兵士19人、民間人1人となった。過去1週間でイスラエル軍は220人以上のヒズボラ戦闘員を殺害し、数百の標的を攻撃したとしている。

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  • 出典:中央社 CNA
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