ラトビア議会の台湾友好議員連盟会長であるイングリダ・ツィルツェネ氏は、中央通信社のインタビューに応じ、台湾がハイテク、民主的統治、安全保障協力の分野で重要な価値を有していると述べました。同氏は、両国が理念を共有するだけでなく、経済的・戦略的にも重要なパートナーになり得ると強調しました。
ツィルツェネ氏は先月台湾を訪問し、2006年から同連盟の会長として二国間関係の促進と台湾の国際参加を長年支援してきた功績を称えられ、外交部から「睦誼外交奨章」を授与されました。同氏は、2004年の初訪問時に台湾の民主主義の活力や政府の効率的な運営、イノベーションへの注力に深い感銘を受けたと振り返りました。
現在、同連盟のメンバーは過去最多の24名に達しており、ラトビア議会内での台湾に対する認識と支持が高まっていることを示しています。ツィルツェネ氏は、地政学的な緊張が高まる中、両国が主権維持や外部からの圧力への抵抗という共通の課題を抱えていると指摘しました。
協力の優先分野として、同氏はハイテク、マイクロチップ、人工知能(AI)を挙げました。また、リガ工科大学が主導するチップテスト、防衛技術、ドローン、重要インフラ保護などの分野で台湾との連携が進んでいると説明しました。さらに、製薬や医療専門家の交流など、保健医療分野での協力も重要視しています。
安全保障面では、海底ケーブルの保護やサイバー攻撃への対策など、ハイブリッド脅威への対応能力構築において、台湾との対話と協力が不可欠であると述べました。最後に、ツィルツェネ氏は台湾の自然の美しさや国民の温かさに触れ、両国の関係が政治・経済を超えた人間同士の誠実な絆に基づいていると語りました。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:調査