【中央社】民進党の新北市長候補、蘇巧慧氏は16日、休む間もなく3か所で対話集会を開催し、今後さらに多くの企業本社を新北市に誘致する公約を掲げた。対立候補である李四川氏が夜に台北・新北の両市長と合同で勢いを見せる中、蘇氏は「選挙戦とは、政策とビジョンで市民を説得するものだ」と自身のスタンスを語った。
蘇氏は早朝から板橋、深坑、中和を回り、基層向けの対話集会を実施。板橋区の山田摩衣市議と共催した集会には1000人近くが集まり、熱気に包まれた。蘇氏は、かつて何もない平地だった板橋が、行政機関や商業施設、オフィスビルが集まる「新板特区」として発展した経緯を振り返り、当時のリーダーの「正しい視点とスピード感」の重要性を説いた。
また、多くの企業が台北に拠点を置く一方で、新北の若者の約7割が台北へ通勤している現状を指摘。市長に就任した暁には、より多くの企業本社を新北へ誘致すると約束した。
国民党の李四川氏が夜に三重区のイベントで蔣万安・台北市長、侯友宜・新北市長と合同キャンペーンを行うことについて問われると、蘇氏は「進歩的な新北は多様な色が重なる都市であり、多様な声があるのは当然。リーダーの役割はそれらの意見を統合することだ」と述べた。その上で、自身が掲げる六大福祉政策、四大青年政策、三大家庭ケア政策、そして「新クラウン海岸」や「ダイヤモンド山城」といった観光振興策を通じ、前向きな議論で市民の支持を勝ち取りたいと意気込んだ。
午後には深坑で陳乃瑜市議と対話集会を開き、20年前に推進された「一郷鎮一特色(一町一品の町おこし)」が深坑老街の観光発展の礎となったと評価した。自身の「ダイヤモンド山城」計画では、老街、遊歩道、鉄道、鉱業遺産、茶文化を連携させ、停滞気味の深坑ライトレール(LRT)計画も注視することで、「深坑を今後20年さらに輝かせたい」と抱負を語った。
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- 出典:中央社 CNA
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