米海軍の最新鋭空母「ジェラルド・R・フォード」が11か月にわたる任務を終え、バージニア州ノーフォーク海軍基地に帰還しました。ベトナム戦争以来、米空母としては最長の展開期間となります。随伴艦である駆逐艦「ベインブリッジ」と「マハン」とともに帰港し、約5000人の乗組員が昨年6月以来となる家族との再会を果たしました。ピート・ヘグセス国防長官も式典に出席し、将兵らを歓迎しました。
同艦は任務期間中、イランとの軍事的な緊張対応や、ベネズエラのマドゥロ大統領に対する拘束作戦の支援を行いました。この功績に対し、過酷な環境下で敵対勢力に立ち向かったとして、部隊に対する最高位の勲章である「大統領部隊感状(Presidential Unit Citation)」が授与されました。
昨年6月に母港を出発した同艦は、当初は地中海へ向かい、10月にはカリブ海で過去数十年最大規模の海軍演習に参加しました。その後、中東情勢の緊迫化に伴い紅海へと展開し、イランとの戦闘に関与した初期行動や紅海での警備にあたりました。米海軍協会ニュースによれば、海上滞在日数は326日間に及び、過去50年間で最長、ベトナム戦争後でも最長の記録を更新しました。なお、これを超える記録は1973年の空母「ミッドウェイ」(332日)と1965年の「コーラル・シー」(329日)のみとなっています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:軍事/地緣政治