第79回世界保健総会(WHA)が18日からスイスのジュネーブで開催されますが、台湾は10年連続で招待状を受け取ることができませんでした。総統府「健康台湾推進委員会」の副召集人を務める陳志鴻氏は取材に対し、台湾が具体的に推進している「健康台湾の6つの柱」がWHAの関心事と深く合致していると語りました。陳氏は、健康は基本的な人権であり国境を越えるべきであるとし、「健康台湾」の成功モデルは世界が学ぶ価値があるとの認識を示しました。
陳氏によれば、今回のWHAは疾病対策、健康増進、医療のレジリエンス、スマート技術、人的資源などを焦点とし、2026年から2030年までの「全民健康経済戦略草案」を開始する予定です。これは各国に対し、「万人のための健康(Health for All)」を経済成長や環境持続可能性、社会的包摂の軸に置くよう求めるものです。陳氏は、医師出身である頼清徳総統が掲げる「健康台湾」の国政ビジョンは、すでにこれを見据えて先行的に展開されており、就任2年で6つの柱として結実したと説明しました。
具体的には、5年間で489億台湾ドルを投じる「健康台湾深耕計画」が、WHAの戦略草案と軌を一にするものであると強調しました。この計画は政府が先導して資金を投入し、地域連携や垂直統合型のケアエコシステムを構築して医療品質を高めるものです。
陳氏は「健康台湾」の6つの柱の成果についても詳述しました。1.国家がん対策計画(2030年までのがん死亡率3分の1削減)、2.「888」三高(高血圧・高血糖・高脂血症)対策計画、3.全世代のメンタルヘルス強化、4.テクノロジーを活用した医療レジリエンスの強化、5.国民健康保険の持続可能な発展と患者中心のケアへの転換、6.医療と長照(長期介護)を統合した「長照3.0」の推進です。
最後に、林佳龍外交部長(外相)と石崇良衛生福利部長(厚生労働相)が率いる「医療公衛台湾チーム」がWHAへ赴き、「台湾スマート医療・健康産業展」を通じて台湾の強靭な医療力と成功経験を世界へ発信することを支持し、「Taiwan can help(台湾が助けになれる)」という姿勢を改めて強調しました。
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- 出典:中央社 CNA
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