(中央社カラカス16日総合外電)ベネズエラ当局者によると、失脚したマドゥロ前大統領(Nicolas Maduro)の親信で、元工業相のアレックス・サアブ(Alex Saab)氏が本日、再び米国へと移送された。
AFP通信とロイター通信によると、ベネズエラ移民局は声明で「周知の通り、また既に報じられている通り、上述のコロンビア人市民は米国で複数の犯罪に関与しているため、国外追放措置を講じた」と述べた。
当時の米国法執行当局者の話によると、サアブ氏は今年2月、米国とベネズエラ両当局による共同作戦の中で、カラカスで逮捕された。
コロンビア出身の実業家であるサアブ氏は、左派の強権指導者ウゴ・チャベス(Hugo Chavez)氏が執政していた1999年から2013年の晩年にベネズエラ政府と密接な関係を築き、その後、マドゥロ政権のために膨大な輸入ネットワークを管理した。
彼はマドゥロ氏とその政府の「ダミー」およびマネーロンダリング担当として活動した疑いがあり、その見返りとして、マドゥロ政権は彼にベネズエラの市民権と外交旅券(パスポート)を付与した。
彼は2020年にマネーロンダリングと汚職の容疑でカーボベルデ(Cape Verde)で初めて逮捕され、翌年に米国へ引き渡された。
関係筋によると、サアブ氏はマドゥロ氏に対する米国の刑事告発を強化するために、米国当局に関連情報を提供する可能性があるという。
マドゥロ氏とその妻シリア・フローレス(Cilia Flores)氏は今年1月にニューヨークに連行され、麻薬テロ共謀罪を含む刑事告訴に直面している。しかし、夫妻はいずれも容疑を否認している。
サアブ氏と妻は数年前、イタリアに居住していた。サアブ氏の弁護人を務めたルイージ・ジュリアーノ(Luigi Giuliano)弁護士は本日、自身はサアブ氏の米国での訴訟を担当していないため、今回の追放行動を確認することはできないと述べた。サアブ氏の別の弁護士は、コメントの求めにすぐには応じなかった。(編集:陳昱婷)1150517
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:國際/政治