(宜蘭17日 中央社)民主進歩党(民進党)の宜蘭県議会議員、謝燦輝氏は、冬山郷長選の党内予備選での敗北を受け、無所属で最後まで出馬することを決意した。これにより、冬山郷長選において民進党は分裂の局面を迎えることになる。党部主委の邱嘉進氏は17日、謝氏に対し、大局を重んじるよう呼びかけた。

謝氏は最近、郷政の「水先案内人(引水人)」と題した住民向けの公開書簡の中で、冬山郷長としての8年間の任期中、中央政府や県政府から計約92億台湾ドルの補助金を獲得し、故郷のために良好な基盤を築いたと指摘した。自身には「水先案内人」のように、迅速かつ正確に冬山郷を繁栄と希望の道へ導き、住民のためにさらに壮大な発展のビジョンを切り拓く自信があると述べた。

謝氏は、最近多くの住民から自身の今後について尋ねられるが、答えは一貫して「自身の進退は自分が決めるのではなく、住民の必要性によるものだ」と語った。また、故・陳定南元県知事の名言「好かれることと尊敬されることが両立できないのであれば、私は尊敬されることを選ぶ」を常に心に刻んでいると言及した。

謝氏は、冬山郷をさらに向上させるため、郷長選への出馬を決意したと表明。民進党からは議員の続投を促す声もあったが、明確に拒否したとし、「県議」は将来の選択肢にはなく、冬山郷長選には「無所属」として出馬し、全住民のための郷長を目指すと強調した。

民進党宜蘭県党部主委の邱嘉進氏は、中央社の電話取材に対し、謝氏が大局を重んじることを期待すると述べた。党部としては、最後まで諦めずに意思疎通と調整を続け、団結した体制で県民の最大の支持を勝ち取りたいとしている。

民進党冬山郷長予備選の世論調査結果は昨年11月26日に発表され、冬山郷民代表会副主席の陳鏗芳氏が支持率36%で首位となり、謝燦輝氏の33%、郷民代表の游閔吉氏の31%を上回った。党部執行委員会での決議を経て、陳鏗芳氏の公認が決定していた。(編集:張雅浄)1150517

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  • 出典:中央社 CNA
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