(中央社ベイルート16日電)イスラエルとレバノン政府は停戦合意を45日間延長することで合意したが、イスラエルは本日もレバノン南部に対して大規模な空襲を行った。レバノンの国営メディアによると、本日レバノン国内の20以上の村が攻撃を受けたという。

イスラエル側は、攻撃の主な対象はヒズボラであると表明しており、空襲に先立ちレバノン南部の9つの村に対して退避勧告を発令していた。イスラエルによる度重なる爆撃は、レバノン南部の人々の停戦合意に対する不信感を強めており、すでに数千人の住民が家を追われる事態となっている。

レバノン国営通信(NNA)は本日、国境から50キロ以上離れた村を含む20以上の村が攻撃対象となったと報じた。これに対し、ヒズボラ側もイスラエル北部の軍事拠点に対して攻撃を行ったと発表した。

レバノン政府とイスラエルの停戦合意は4月17日に発効したが、双方は合意を繰り返し違反しており、昨日の期限満了に伴い再延長が決定した。国連のグテーレス事務総長は、停戦の延長を歓迎し、関係各所に対して停戦規定を全面的に遵守するよう強く促した。

停戦延長の合意にもかかわらず、イスラエル軍は空襲を継続し、国境付近の地域では占領を続けている。ヒズボラ側もイスラエル北部やイスラエル軍が占拠するレバノン南部の拠点に対する攻撃を頻繁に行っている。

イスラエル軍は、レバノン南部での衝突で新たに兵士1名が死亡したと発表した。3月初旬からの衝突によるイスラエル軍の死者は計21名に達している。イランの支援を受けるヒズボラは、レバノン政府とイスラエルの合意に反対の立場をとっており、本日はレバノン南部のヒアムでイスラエル軍を攻撃したと表明した。ヒズボラは「イスラエルが停戦合意を破り、南部村落を襲撃したため反撃した」と主張している。

レバノン当局によると、衝突が始まって以来、イスラエルの攻撃によって死亡したレバノン人は2900人を超えており、そのうち400人以上が停戦後に犠牲となっている。

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  • 出典:中央社 CNA
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