【中央社】台湾外交部は17日、米CBSニュースの看板アンカー、トニー・ドゥーコピル氏が台北の宿泊先ホテルで政治的な報道を禁じられたと主張した件について、これは宿泊施設の管理上の対応であり、報道内容や政治的要因とは無関係であると発表した。台湾政府は政治的立場を理由に国内外のメディアの取材を制限することはないとしている。
ニューヨーク・ポスト紙によると、ドゥーコピル氏は台湾の市民が中国について公に話すことを恐れているという内容を報じた後、視聴者に対し「宿泊先のホテルでさえ、昨夜の我々の放送を見たマネージャーから、施設内での政治的な報道は許可できないと告げられた」と述べていた。
これに対し外交部はプレスリリースを通じ、本件を重視していると表明した。関係機関への確認の結果、メディアチームが宿泊施設内で撮影や中継作業を行う際、他の宿泊客の平穏やプライバシー、施設の管理上のルールをめぐりコミュニケーションに齟齬が生じたものであり、政治的理由による制限ではないと強調した。
外交部は、台湾が民主主義国家として報道と表現の自由を核心的な価値観に据えていると強調。常に国際メディアの取材を歓迎しており、自由で安全、開放的な環境を提供してきた。政府が報道内容に干渉することは一切ない。
また、今回の事案について、ホテル側は宿泊環境とプライバシーの保護を目的とし、メディア側が事前に撮影申請を行っておらず、早朝の作業による騒音が他のお客様の迷惑となったため撮影を断ったものと説明した。これはホテル側の通常の運営判断であり、政治的な意図は含まれていない。
外交部は、関連報道によって誤解が生じたことを遺憾とし、在外公館を通じて当該メディアへ事実関係を説明したことを明らかにした。今後も引き続き国際メディアの台湾取材をサポートし、報道の自由を尊重する方針を維持する。
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:政治